2009年8月23日日曜日

自分の本を作ろうとして失敗し、ある先生の本のライターをやることになりました。

わたしは、ライター(文章書き)を本職としています。
実際には、この本職より図書館のお仕事がメインのようになっているのですが・・・でも、自分の基本は文章書きだと思っています。
そんなわたしは、このブログを始める前に、同じ乳がんの女性たちの力になれないかと思い、
乳がん本を出すべく、出版社30社ほどに企画書を送り、編集者に話を聞いてもらおうと、
動きました。
実際には、外からの企画はいっさい受け付けません、という出版社が半分。
この不景気なご時世で、うちの社ではこれこれの本しか出しません、ときっぱりことわられること多々。
実際に編集者と会えることはなく、3社、電話でいろいろ話を聞いてくれるも、最終的には
売れないですね~と言われ、でした。
本でなくても、要するに情報が必要!という人の役に立てればいいわけだと気づき、この
明るい乳がん生活を始めたわけです。
さて、そんなわたしのもとに今年6月だったかな、友人の編集者から電話がありました。
ある先生が自由診療で、がんはじめ難病の患者さんの治療をしているんだけれど、
その先生が、『がん再発予防の本』を出したいと動いているのだ、ということでした。
がんにならない体を作る、的な予防の本はたくさんあります。
特定のがんの解説書的な本も山とあります。
有名無名、患者さんの体験談本というのもよく目にします。
あるいはこれを飲めばがんは治る!的なちょっとあやしい本もありますよね。
しかし、すでにがんを患っている人に対してのがん再発予防の本は
まだ見たことがない!
っで、それ面白い!!と答えたのです。
友人の編集者は、がん本なら実際にがんなあんたがいいだろう!とふってくれたのでした。
ありがたや~~
で、大丈夫?あんた、仕事できる?体大丈夫?とさんざん心配してもらい、
元気元気!! がん本書きたいと思うも企画がとおらず、意気消沈していたのよ~~
そして数日後、医師のところに編集者と出向き、話を聞いたのでした。
その本は現在進行形。
最終的なページ数やら台割やらが決まり走り出すはまだ少し先ですが、
着々と取材を執り行い、先生には原稿のもととなる項目出しと解説を
書き出してもらい、準備中、というかんじです。
かなり難しいがんの患者さんも、とても元気に再発することなく暮らしている、といういことで
本になるときを、私自身とても楽しみにしています。
読んでもらいたいがん友達もたくさんいますしね。

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